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うる星やつらビートルズ雑記YMO

わたしの音楽遍歴②

Day Tripper(YMO版)

YMOの2作目のアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』(SOLID STATE SURVIVOR)に、「デイ・トリッパー」(Day Tripper)という曲が収録されている。
いうまでもなくビートルズの曲である。
当時、中学生のわたしはビートルズの事をよく知らなくて(もちろんグループ名は知っていた)、この曲の作曲者としてレノン=マッカートニーとクレジットしてあるのをみて、恐れ多くも誰なんだこれはと思っていた。※単純に、姓がマッカートニー、名前がレノンという人なのだと思い、共作とは知る由もなかった。

のちにビートルズ版の「デイ・トリッパー」を聴くようになって両者のギャップに戸惑った。
先にYMO版の方を聴いていたので、はじめてビートルズ版を聴いたとき、何て古臭いオープニングの曲だなあと感じた。
けれども暫くして、ビートルズ版を聴きこんだ後は、逆にYMO版の過剰なアレンジに違和感を感じた。

よく言われることだが、ディーヴォ(Devo)というグループが、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の「サティスファクション」((I Can’t Get No) Satisfaction)を大胆にアレンジしたのを真似したのではないか。

テクノポップ音楽を求めて

当時、YMOの音楽は、今は死語?となりつつあるテクノポップとよばれていた。シンセサイザーなどの電子楽器を使ったポピュラー音楽のことである。
YMOを聞きすぎたため、シンセサイザーを使用した音楽以外は耳が受け付けない状態となった。YMOに飽き足らず、他のテクノポップのグループを探すようになった。邦楽には、YMO以外にそうしたものはなく、洋楽にはあった。

クラフトワーク

テクノポップといえば、その元祖?といわれるクラフトワーク(Kraftwerk 西ドイツのグループ)が当時有名だった(現在もそうだが)。必定、クラフトワークも聞くようになった。
やはり、クラフトワークとYMOはテクノポップの二大巨頭だと思う。

アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)

アース・ウィンド・アンド・ファイアーはテクノポップとはいえないと思うが、レッツ・グルーヴ(Let’s Groove)を聴いて、当時の自分は、これはテクノポップだと勝手に思っていた。

その他のグループ・曲

その他のグループとしては、断片的であるが次のような曲を聞いていた。


最後の曲は「Money」という名のカバー曲である。テクノポップといえるかどうか微妙だが、自分の買った「テクノポップBESTというヒット曲集に収録されていた。ヴォーカルのやる気のないダンスが笑える!
なお、ビートルズもカバーしている。
左から(スマホの場合、上から)、原曲、ビートルズ版

その後

1982年はYMOとしての実質的な音楽活動はなかった。1983年3月、カネボウ化粧品のCMタイアップ曲となったシングル「君に、胸キュン。」が発売。これまでYMOの楽曲には、基本的に英語の歌詞が付けられて(またはインストゥルメンタル)いたのだが、この曲以降、急に日本語の歌詞が付く曲が多くなり、何だか違和感を持つようになった。個人的には、英語の歌詞の曲を求めていたのだ。
YMOは1983年に「散開」(YMOは解散のことをこう呼ぶ)し、後述のとおり、その頃には洋楽も聴いていたのでだんだんと聴かなくなってしまった。とは言っても、全く聴かなかったわけではないが…。

総括

初めて買ったレコード(カセットテープだったが…)が、YMOで本当に良かったと思う。
集中して聴いたのは中学生時代の約1年半だったが、もちろん今でも聴いているし、曲の完成度が高いので決して古臭さを感じさせないし、さらに、音楽の知識が増えたおかげで新たな気付きがある。
YMOは日本が世界に誇る音楽グループで、まさしく「黄色魔術」(イエローマジック)的なオーケストラである。

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