✅2025/09/30までにサーバー更新を!!
朗読雑記

In The Beginning

In The Beginning

In the beginning was the Blog, and the Blog was with God, and the Blog was God.

女もすなるブログといふものを、男もしてみむとて、するなり。

つれづれなるままに、日くらし、ブログに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

春は、あけぼののブログ。やうやう白くなりゆく、…

夏は、夜のブログ。月の頃はさらなり。闇もなほ。…

秋は、夕暮れのブログ。夕日のさして、…

冬は、つとめてのブログ。雪の降りたるはいふべきにもあらず。…

ブログは百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。

山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、ブログが出来る。

👆の動画のサムネイルは
イギリスの画家、ラファエル前派のミレー(『落穂拾い』のミレーとは別人)の『オフィーリア』である。オフィーリアとは、シェイクスピアの『ハムレット』の登場人物で、狂気に陥り、川辺で足を滑らせ溺死する女性のことである。
 では、なぜこの絵をサムネイルにしたのか?
作中で画家である主人公が「ミレーはミレー、余は余であるから、余は余の興味をもって、一つ風流な土左衛門(水死体のこと)をかいてみたい。」とつぶやいているからだ。
 ※なお、夏目漱石はイギリス留学時、実際にこの絵を見たことがある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました